MQ-9 リーパーの懸案部分を解決していきたいと思います。ここいらでスパートをかけたいところです。
まず右翼に整形されていた細い突起部、放電策だと思うのですが、プラのままだとまぁまず完成までにへし折ってしまうと思いましたので0.3mmステンレス線に置換しました。
まさにスペース的にギリギリの場所だったのでやる前は自信が無かったのですがなんとか無事故でドリルで開口する事が出来ました。
政策開始時の記事でも書きましたが、本キットは組立説明書の指示と実際のパーツ番号が一致しません。例えばこの写真で指し示している「C13」というパーツ、
実際のランナーには「16」と刻印されています。
ぜんぜん違うじゃねえか(笑)酷すぎる。番号はもとより組立説明書にある「A」とか「C」みたいなランナー判別用のアルファベットなんざ何処を探しても刻印されていませんwwwこの辺のデタラメ加減さはほんとに凄いですから。異国情緒半端ないです。
この辺も全然違うのです。
主翼や胴体など間違えようのない特徴的な部分など私は番号チェックせずにバンバンカットしていきましたが、もしかしたら全パーツ番号が間違っている可能性さえあります。
まぁそんな調子でトラップだらけなもんですから、全く油断出来んなと思い胴体の接着はこの段階に来るまで念のため待ったをかけておったのですが案の定尻餅をつきやがりました(笑)組立説明書にはバラスト指定全く無しなのでこれもトラップみたいなもんです。
こんな感じで浮きますねwwwこのままではダメですwww
おもりを詰めましょうかね。
幸いにして内部にかなりのスペースがありますので板錘をたっぷり10g、機首先端部分に釣り具のダウンショットシンカーという球状の鉛製シンカー2.5gをセットしました。
これでしっかり接地します。
今回私は武器類も結構な量主翼にぶら下げる予定なので脚に負担がかからない程度にもう少しだけ錘を仕込んでおこうと思います。念のため20g弱くらいまで積んでおこうかな、と。
組立説明書はデタラメだらけですが、キット自体の出来はかなり良いです。あとプラの質感もかなり良いです。ニッパーの刃がすっと入ってくれます。かと言ってヤワ過ぎる事もなくBMCタガネの入りも良好です。AIRFIXよりやや硬いくらいの質感で私個人的には最高品質に属する感触であります。
1/48 なんで翼幅は42cm超え。圧巻です。
あとこれは私のミスなのですが、背中に生えていうアンテナ部分も右翼の放電策同様、0.3mmステンレス線に置換しておいたのですが、ステンレス線の方がプラ製の基部よりも強度が高過ぎてちょっと触れただけでプラ製パーツ部分に負担が行ってポッキリ基部からへし折ってしまいました。こういう場所には真鍮線を使うべきなのは承知してはいましたがステンレスのビンビンした張りを優先し破損させてしまいました。後ほど真鍮線に置き換えておきます。ここは失敗してしまいました。放電策部分も破損に注意したいと思います。
錘をしっかり固定し終えたら胴体の上下貼り合わせ部分も接着してしまいます。
写真では乗っけてるだけなので隙間が空いていますが、実際はパーツ精度良好でピタリと噛み合います。
パイロンも組み立てて合わせ目消しも終わらせておりましたので先ほど黒サフを吹きました。
ピンボケしちゃいましたがヘルファイアミサイルは弾頭部分もしっかり造形されていましたが削り落として塗装後クリアパーツを取り付けて形状だけでなく光の透過具合でもリアルさを追求したいと思います。
ペイブウェイの弾頭部分はカットしシャフト部分を真鍮線に置換する予定です。
今回の作業で心配していた部分の状況が一通り見えたのでここから先はただ只管手を動かして完成まで邁進するのみです。
本当は同スケールのグラウンドクルーなどを添えて完成させたいなと考えていたのですが、時間的に厳しいかも知れません。
4〜5年前に安売りされていた時に購入したものです。普段でも安い方だと思いますが。
なかなか 1/48 現用機をやる機会がないのでこういう時こそ投入したかったという気持ちもありますのでギリギリまでなんとかぶっ込めないか努力してみたいと思います。という事で今回は以上です。