振り返って見れば当初はジオン水泳部に特化したガンプラブログだったということもあり、当ブログ開設10年目の先鋒に相応しいキットだと思います。
ベストメカコレクションは名作揃いで私はグラブロを三箱所有しています。そのうちのひとつを作ります。
うちひとつは開封しパーツを切り出していたり胴体のスジ彫りをBMCタガネで彫り直していたり、腕部等の一部パーツの合わせ目はタミヤセメントで接着していました。折角なのでこれを活用します。
それにしてもランナーから切り離すのは結構なのですが、裸で箱に入れていたらパーツ紛失リスクがめちゃくちゃ高まりますからね、チャック付きビニール袋などに入れるべきです。あまりに杜撰なパーツ管理に若き日の私に対して小言を言いたくなります。
紛失したパーツを探したりする時間ほど無駄なものはないですから。
爪は左右三本ずつ開いたものと閉じ気味のもの計12本付属します。
今回私は展開したものを使います。
本キットは彫りがハセガワの飛行機プラモ並に繊細かつ薄いのでしっかり彫り直したいと思います。
まずモノアイ可動化したかったので頭頂部を切り離しました。
文章で書くと一言で終わりますがこれが結構大変で私の技量では綺麗にカットするのは難しかったです。あと怪我に注意しないよう時間をかけて慎重に作業した方が良いと思います。
キット下部には付属スタンド接続用に約3ミリ径の丸穴が空いており、それを活用して5ミリ径に拡大。そこに同径のABSパイプを胴体側まで通します。
これで堅固なスタンド接続穴が出来上がると同時に分離切断した頭頂部パーツをマグネット着脱式に加工する際の土台に利用出来ます。ひとつの工作で二度三度美味しくなるよう作業します。
こんな調子で先ほど挿入した5ミリ径ABSパイプを飲み込む形で内径5ミリのABSパイプを取り付け、上部にはネオジム磁石を仕込みました。
で、頭頂部側にもネオジム磁石を取り付け。エポパテで周りを囲みましたがちょっと盛り過ぎたみたいであちこち干渉しましたので大幅に削り落としました。エポパテやポリパテは高いですからもっと大事に使わねばなりません。
お次はモノアイ可動ギミックを作ります。
コトブキヤのM.S.G.ジョイントセットを使いました。
今はこういう優れた関節セットがアフターマーケットで手に入りますので誠に有難いです。山ほど備蓄したいですが、ご時世ですからね。買い占めは自粛しており手持ちは残り僅かとなってきました。
基部にBJを仕込みましたので左右スイングのみならず上下方向に微妙に目線を動かせるようになります。
これでモノアイ可動ギミックを実装出来ました。
完成時のイメージが湧くようにピットマルチでモノアイに使う予定の手芸用ガラスパーツを仮止めしてみました。写真はピンボケしてしまいましたが。
かなり良い感じなんじゃないでしょうかね。
あと、やはりと言うか案の定という言いますか後頭部のブレードアンテナは紛失していました。言わんこっちゃない。と若き日の私に言ってやりたいですが(笑)
ここはエッチング製のブレードアンテナ等に置換してシャープ化しようと思います。1/550スケールですからね。シャープ化出来る箇所はとことんシャープに仕上げないと大味になってしまうリスクがあるでしょうから。
腕部の可動ギミックもコトブキヤのM.S.G.ジョイントセットを組み込む事で実現しました。
モノアイ可動ギミックを実装する事で表情豊かな展示が可能になると同時に立体感も加わりました。
腕部もこんな感じで動くようになります。HIPS製のジョイントなので磨耗にも強いですし挟み込み構造ではなくなりますので塗装し易くなりました。
劇中ではズゴックを何機も牽引したりしていたシーンが幼少期やたらと印象的に記憶に残っておりますが生憎同スケールのズゴックは付属しません。あと200円高くても良いからズゴック6機ほど付属して欲しかったですね。1/550スケールのズゴックは多分プラキットで存在しないと思いますので他のキットから持ってくるという手も使えません。
掌サイズのキットなので同スケールのズゴックがあると巨大感を演出し易くなるのですがね。
造形は素晴らしいですが如何せん小さいので巨大感をしっかり出したいものです。
という事で今回は以上です。
台座も良い塩梅のものを自作しようと思います。
初めまして。
いつも楽しく拝見させて頂いております。
記載にあった、1/550スケールのズゴックですが、
確か最近再版された「1/250 ガンダム情景模型 ジャブローに散る」の中に
マスコットモデル(多分1/550)でシャアズゴックが入っていたと思いますよ。
安達様
貴重な情報有難う御座います!
ヨドバシで結構な数積まれてたんですがね〜まさかあれに入っていたとは…
買っておけば良かったです。
運良く店頭で適正価格で売っている場面に遭遇したら購入したいと思います。