タミヤ ウォーバードコレクション No.91
1/72 ロッキード マーチン
F-35B ライトニングII をつくる。


護衛艦「いずも」事実上の空母化改修に伴い離着陸艦訓練される旨の報道がされてニュース動画や新聞等で注目を集める F-35Bですが、プラモ自体はイタレリが2019年に発売、ハセガワは2018年に発売しておりプラモの世界でも最新鋭のモデルであると言えます。

本キットはタミヤのロゴがどかんと箱に印刷されてはいますがウォーバードシリーズでよくある「箱はタミヤだけど中身はイタレリ」所謂タミレリというものとなります。

日本語の組立説明書、自衛隊の国籍マークも収録された水転写デカール、そして完全新規造形の同スケール F-35Bパイロットが付属する豪華キットです。


この箱替えリデコが発売されたのが昨年秋くらいで4000円くらいしたため、私の稼ぎではおいそれと買えんなと半ば諦めていたのですが、今年のはじめ頃店頭で見かけたら税込み2790円という破格値で売られていたためここぞとばかりにひとつ買いました。


武器はお馴染みのアムラーム、サイドワインダー、ペイヴウェイ等がてんこ盛りに付属。運搬カートも付属するようです。


F-22や F-15 、トムキャットあたりの猛禽達と比べると燕のようなシルエット。
それらの機体に比べて小型でステルス性能を保つために兵装を内装する事が前提となりますのでこのようなツバメのようなちょっと可愛い感じのフォルムになるのでしょうか。


本体はイタレリ製なのでMADE IN ITALY 表記。
パイロットは日本製です。


イタレリの良い意味でオヤジ臭いロゴが誠にイケてます。ゴルゴ13とか好きそうな、ちょっと劇画チックなデザインなんですよね。


パーツも結構ありそうです。


最近のイタレリがどんなプラモ作っているのか全然知らなかったのですが、ランナー状態での目視レベルでの評価ですが、非常に精悍印象を受けます。


ハセガワのA型を作った時は随分と泣かされたRAMの造形も非常にしっかりとした造形で立体化されています。


前脚収納部やウェポンベイ内部の造形等も見事なものです。
何年か前に同社の 1/72 ブルムベアを作った時は、その牧歌的な造形やパーツ番号も振られていないランナーに苦戦しましたが(おそらく倒産したエッシーあたりの金型を引き取ったものだと思いますが)今回の F-35B はとても同じ企業の製品とは思えないハイレベルな造形となっております。これはかなりの逸品なのではないでしょうか。


エンジン関連の造形も精細で立体映えします。


F-35 独特な三次曲面が生物的なラインを醸し出しています。


こちらが新規造形の着座パイロット。
ヘルメットに映像を投影するというまるで超兵(00未視聴ですが)が付属するのはタミヤ版だけの特権であります。


途方もない量の水転写デカールが付属しますが、数年前ハセガワ版でこれをマスキングで塗り分けてまさに地獄を見ましたので今回は水転写デカールを使用したいと思います。


実寸代の水転写デカール指示書。


組立説明書。


今年の誕生日にいただいた飛行機模型スペシャル33号。


表紙の F-35B に一目惚れしてしまいます。この別冊は非常にオススメです。
という事で今回は以上です。

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