ガイアノーツ社サーフェイサーEVOオキサイドレッドを吹いた後、本体色を塗る前に mig AMMO chipping fluid をエアブラシでたっぷり吹き付けておきます。
乾燥もほどほどなタイミングで間髪入れずラッカー系塗料で本体色を吹きます。写真は吹き付けた後の様子です。
乾燥後15分もしないくらいのタイミングで水をかけて塗膜を剥がしていきます。
chipping fluid によってその上に乗った塗料が剥がれやすくなっているのです。但し、完全乾燥してしまうと結構ガッチリ塗膜が固まってしまう(というか固まってくれないと困る)ので迅速に剥がしの作業に移行するようにします。
剥がす際は指・爪・爪楊枝・樹脂ブラシ・金属ブラシ・綿棒等あれこれ使えます。
こんな調子でガッツリやりました。
当ブログで chipping fluid を使うのは今回で4度目ですが、ここにきてようやく剥がしのタイミングなどが掴めてきました。
一昨年くらいから使い始めて当初は4時間ぐらい乾燥させたりしてましたので剥がすのがかなり大変だったのですが今回は間髪入れずに剥がしに入ったためかなり気楽にハゲ表現が出来ました。
Green Stuff World から出ている類似品も所有しているので、そちらの方もいつか使い勝手をレビューしてみたいと思います。恐らく中身は殆ど同じだと思うのですがね。
ただ今回ハゲ表現をやり過ぎてパーツごとの境界線が曖昧になってしまった気がしたので AK-Interactive ウェザリングペンシル、タミヤエナメル、 Vallejo モデルウォッシュ等を使ってエッジを強調してみました。
どうですかね、あまり違いがわからん気もしますが。
この手の作業は完成までにいくらでも追加していけるので焦らず適切な塩梅を見出したいところです。
但し水性メインとは言えガッツリ描き込んだものを引く事、完全に消す事は基本的に出来ないので、
そこは気をつけたいところです。
接写で見るとかなり輪郭がハッキリしてきてますね。
まあこんな調子でガッツリ汚しやハゲチョロ表現を行ったわけですが、クリアパーツ類はとことんクリーン且つ鮮やかな発色で組み合わせる事でただ薄汚いだけで終わらせず色気のある仕上がりを目指したいと思います。という事で今回は以上です。