バンダイ メカコレクション
ウルトラマンシリーズ
ジェットビートル & ウルトラホーク1号 γ号をつくる。


今週からメカコレ ウルトラマンシリーズのプラモを作ります。


模型店や量販店の店頭に小さな箱が無数に積んであるあのシリーズです。

私自身ウルトラマンに関する知識は幼少期夏休み午前中再放送されていたテレビでの情報と当時親が買ってきてくれた絵本(写真)が全てで今や記憶しているのはバルタン星人、メトロン星人、エレキング程度くらいだったのでこのような魅力的な造形のビークルが劇中活躍していたとは思いもしませんでした。

安価で小型のプラモですが水転写デカールが付属しておりしっかり仕上げたいという方にも満足出来るものとなっております。定価五百円のプラモに付属出来るのであればガンプラも宇宙世紀ものには標準で水転写デカール付けて欲しいですね〜


今回私は曲面を駆使したデザインと直線を基調としたデザインをそれぞれひとつずつチョイスしてみました。劇中での扱いは存じ上げませんが意匠としては対極にあるもの選びました。


こちらがジェットビートル。
私が無知なだけでかなり有名な機体のようです。


機首から水平尾翼兼主翼に向かって流れる胴体の赤いラインはなんと別パーツで色分け。これは非常に嬉しいです。バンダイならではの成型色レベルでの秀逸な色分け。


台座が付属します。


これぞ特撮メカといった昭和の夢のあるデザインがとても素晴らしいです。記憶に無いのに非常に懐かしさをそそります。


機体後部に少し合わせ目が出てしまいます。
赤いパーツを挟み込んで塗り分けはマスキングで解決すればここも合わせ目消し出来ますが目立たないので気にならない場合は無視しても問題無いと思います。


撮影していませんが機体の裏側は結構合わせ目が目立ちます。


ただ完成後裏側を覗くような事があまりないのであればそのまま製作してしまって大丈夫だと思います。


素朴さとカッコ良さが共存した素晴らしい機体です。
先日のサンダーバードもそうですがパソコンもないような時代のメカデザインにはどこかマジックがあるというか力強さや個性が満ち溢れているものが多く個人的にいま再発見していっているところです。


ウルトラホーク1号 γ号も組んでみました。
アバンギャルドなデザインに一目惚れしてしまいました。こちらはキャノピーにクリアパーツが使われております。


ただこちらは機体前部の合わせ目がかなり目立ちます。ここは確実に消します。奥まった部分は私の技術ではどうしようもないので黒く塗りつぶして目立たなくしようと思います。


それにしてもこの前衛的なデザイン、素晴らしいです。この機体は翼幅30cm〜くらいのキットでも欲しいくらいです。


こちらはスタンドがクリア成型でこれがまたカッコ良いです。

機体裏側から機体後部にかけてかなり目立つ合わせ目が出ます。


赤い線でトレースしてみました。


分割線が出るだけでなく歩留まり優先したのかパチピタとは程遠く隙間が出ます。機体前部をピタリと合わせると主翼側の合わせ目が目立ちその逆も然りです。


ついつい機体前部側を基準にパーツを合わせてみたくなりますが、主翼側に特徴的なジグザグモールドが彫られているので機首側にパーツを合わせると主翼のモールドがズレます。となれば主翼の合わせを優先して機首側のズレはモデラーで解決した方が合理的に完成させる事が出来ます。


詳しくないので恐縮ですが恐らくこの機体も主人公側?ウルトラマン側なのでしょうが結構不気味なヒールっぽい外見をしています。

今回は指定された配色を意識して製作しますが、反響あれば別途同キットを用意してオリジナルカラーで仕上げて遊んでみたいと思います。


バンダイらしからぬレベルで結構派手な隙間が出ますので合わせ目をタミヤパテで埋めました。


赤いパーツも合わせ目がありましたのでここもセメント溶着&タミヤパテでしっかり隙間埋め。


機体前部の隙間もタミヤパテを埋めておきました。ここは盛っては削りを何度か繰り返して底を作っておきます。その後トドメに瞬着を流し込んで乾燥後成型という算段です。

現在制作中の Monogram MiG-15 と同様に銀色の機体なのでこのタイミングで製作すれば段取り良く複数のプラモを完成させる事が出来るのではなかろうかと目論んでおります。という事で今回は以上です。

「バンダイ メカコレクション
ウルトラマンシリーズ
ジェットビートル & ウルトラホーク1号 γ号をつくる。」への2件のフィードバック

  1. こんにちは,いつも楽しく拝見させていただいています.
    とても懐かしい物を久しぶりに拝見しました.
    ジェットビートルは初代ウルトラマンに出てきた機体で,科学特捜隊戦闘攻撃機です.ウルトラホーク1号はウルトラセブンのウルトラ警備隊の戦闘攻撃機で,写真はγ号ですが,実はα号とβ号が別にあり,3機が合体してウルトラホーク1号になります.空中で合体分離が可能でそのまま宇宙まで行けてしまうというスーパー戦闘機です.

    1. 返信遅くなり大変失礼致しました。

      ウルトラマンに関する知識がほぼ皆無ですので大変勉強になります。
      特撮ものは少しずつトライしていこうと考えておりますので今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

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