アンテナを真鍮線接続します。
機銃の銃口は真鍮パイプに置換。
マルチプライマーをしっかり塗った後、黒サフを吹きました。
その上にEXブラック。
そして最後はEXシルバー。この段取りで吹くとエグい光り方してくれるんですよ。ギラついたヒール感が出せます。
主翼などは黒サフを吹いてターコイズグリーンで脚収納部分などを塗装しマスキングパテでマスク。
そして黒サフ → EXブラック → EXシルバーという段取りで塗装。
下地のEXブラックを要所要所で残して吹く事で重厚感が出ます。
前脚は前輪を挟み込むモナカ構造となります。
主翼と同様の段取りでEXシルバーを吹きます。
タイヤ部分は面相筆で塗り分け。
小柄な MiG-15 と言えど、 1/48 スケールともなればそれなりに長い合わせ目が胴体に出来ます。捨てサフを吹いてチェックし整形という段取りを何度も繰り返して合わせ目を消します。
これは胴体パーツの精度が悪いという事ではなく、経年による反りや歪みによるものだと思います。
如何せん43年積まれ続けてきたキットですから。
ブックオフで500円で叩き売られるているのを私が買い取るまでどのような旅をしてきたんでしょうかね。
40余年ともなれば赤ん坊が中年のおっさんになる年月です。死んだ人だっているでしょうし、もしかしたらそろそろ孫が産まれるという人もいるかと思います。
そういった他人の時間の流れの中に私自身も互いに知覚する事のない形で参加して43年間ランナーに繋がれていたプラモを完成させたいという欲求にかられます。そういう時は年季の入った中古プラモを探しに行きたくなります。
機体下部に3mm穴を開口しました。
実在しない大穴を開ける事に抵抗があるというスケールモデラーの方々も多いかと思いますが私は完成後スタンドに接続したいタチなので躊躇なくドリルを入れます(笑)
コックピット内はマスキングパテでマスク。これで塗装開始です。
胴体にも黒サフを吹き終えました。
航空機模型はどうしても大戦機を作る事が多いのですが、その感覚で見るとたとえ小型と言えどジェット戦闘機の 1/48 ともなるとかなり太ましい存在感が漂います。
この記事を投稿し終えたら胴体部分にもEXブラックを吹き、その上にEXシルバーを乗せていきます。いよいよ完成が見えてきました。
並行して台座を製作中です。
都度都度作っていくと結構手間な手間となったり材料のロスが出たりして不経済なので複数同時に作っていっています。という事で今回は以上です。