ウェザリングに時間がかかってしまい本日も完成報告出来ませんでした。誠に無念。
まず昨日の続きの状態に脚と脚カバーを取り付けました。
パイロットもこのタイミングで乗せました。
私の組み付けが悪かったのか着座パイロットはそのままだと上手くシートに乗り切らなかったのでパイロットの脚部を熱して膝の曲げ角度を変更して滑り込ませました。
この状態でも私の力量以上の塗装表現が出来たと先日までは満足していたのですが、
やはりコルセアと言えば青い機体という印象が私の中では強いです。しかしこのままだとグレーですのでここから青みを足していきます。
その前にデカールを保護するために一次トップコートを吹きます。クレオスの GX114 スーパースムースクリアー を使用しました。
ガイアノーツから後発のフッ素入りマットコートが出ていますが、 GX114 スーパースムースクリアー の方が数段肌理が細かいです。
私の場合ガンプラのマットフィニッシュには GX114 スーパースムースクリアー を多用する事が多いです。大戦機やゴリゴリダメージ表現を加えたAFVなどの仕上げにはガイアノーツのEXフラットクリアプレミアムを使ったりしますし今回のようにウェザリングを行う時は先にEXフラットクリアプレミアムを吹いても良いかも知れません。この辺りはケースバイケースですかね。どちらも私は気に入っております。
増槽はこの段階では本体に接着せず、ウェザリングが一通り終わって完成間近で取り付けた方が合理的です。
完成後ポロリしたくないので1ミリ真鍮線を打ち込んでガチガチに固定する予定です。
まず Vallejo のモデルウォッシュを使用します。水性塗料です。当ブログお馴染みのフィルタリング塗料ですが、水性ならでは安心感と、半乾燥移行発揮される水性とは思えない粘り強さが特徴でその性質を利用してエアブラシ塗装の上に実感ある表現を加えていく事が出来ます。
おっかなびっくり筆で乗せていきます。
乾燥しきる前に吹いていきます。
わざとモデルウォッシュが表面に残るように拭き取ります。
当ブログで何度も書いてきましたが兎に角拭き取り方向が大事です。航空機ならば前から後ろです。空気の流れを描きこむイメージで。
今回はもっとこってりと青さを追加したいと判断し、ここから先はクレオスのフィルタリキッドを使用します。こちらは油彩系塗料となります。専用うすめ液もクレオスから販売されていますのでそれも買っておいたら色々便利です。
油彩系独特の粘り強さがあります。
腹の白い部分はもう少し拭き取るかも知れません。
機体上部の主翼と水平尾翼もフィルタリキッドでフィルタリングしてみました。
胴体と垂直尾翼はまだグレーのままなので発色の違いがよくわかるかと思います。
この作業でグレーの機体から本来は青かったのにガッツリ退色していっているように見えようになりました。
台座の方もスミ入れとマットコートを吹いて仕上げていきます。
支柱も打ち込みました。
外径5ミリのABSパイプを使用。
完成時にラベルを貼れば出来上がり。
コルセア本体のウェザリングが完了したら最終トップコートを吹いてプロペラ付けて貼り線貼ったら完成です。
当初の予定より大幅に遅延してしまいましたが明日完成報告出来る見込みです。という事で今回は以上です。