組立説明書を今更読み直しておりましたらシャシー側に塗り忘れがある事がわかりました。
銀色が足りなかったのようで慌ててマスクして塗り足しました。
モノコック?と言うんですかね?
これずっとカーボン製だと思い込んでいたのですが、 ザウバー C9 はアルミ製のモノコックであるとWikipediaに書いてありました。作る前に読むべきなのでしょうが、まだ組立説明書の実車解説も読んでおりませんでした。
その流れで銀塗装を先にやって各部の塗り分けをやっていくことにしました。
結構一体整形のパーツが多いので根気強くマスクしていく必要があります。
こうした設計のおかげで少ないパーツ数でメカニカルな造形を実現しているわけですが、それでも私にはまだまだパーツ数が多く感じて完成までの道のりは遠いようです。
子供の頃はこの辺無塗装もしくは缶スプレーブシャーで済ましていましたので特に苦労はなかったのですがある程度人様にお見せ出来る水準にしようと思うとどうしても多少は手間がかかります。
銀塗装もメカ部分とカウルでは当然材質が異なるので別の塗料を使うつもりですし、なんならメカ部分も材質や仕上げが異なるわけで塗り分ける事で質感の違いを演出するのが基本だと思いますが、異なる下地を使い分ける事で同じ銀塗料でも複数の質感を表現する事が出来ます。
左側の銀色は黒サフの上に直接塗布し、右側は黒サフを吹いた上に光沢黒を吹いてから塗布しました。
どちらも同じ塗料を使っていますが全く質感が異なりますので同じ塗料で見栄えに変化を付けたい時などに威力を発揮します。
こんな調子で塗っていきました。
様子が見たくなってこの段階でエンジン周辺を仮組みしてみました。
ところどころ塗り分けを間違っていたり、まだ細かい塗り分け自体が出来ていませんが、重量感のあるメカメカしい雰囲気は既に出ていると思います。
ここから細かい塗り分けを行ったりパイピングを行うつもりです。
メカニカルな筋肉質なシャシーに流麗なカウルとのコントラストを強調した仕上がりを目指して手を動かしていきたいと思います。という事で今回は以上です。