今回は地味ながら地道な作業が連続します。
この辺の作業が終わらないと塗装に入れませんからなんとしても終わらせなければなりません。
裾内部フレームにあるトラス状の造形が施されたパーツは先に赤を塗ってトラス部分をマスクしました。
当ブログで2017年4月にMGドムを作った際は逆の手順で塗装したのですがそれもまた結構面倒だったため今回逆の段取りを採用したわけですがこれはこれでかなり面倒でした。
作業の難易度としては低いのですが結構地道な作業が続きますので途中で手を止めて少し寝込んでから数時間後気を取り直して再トライといった感じでやっと本日マスクし終えました。
肩アーマーは内部の赤を吹く時に捨てサフ替わりに表面も吹いておくことで合わせ目消しが上手くいったかどうか段取り良く調べる事が出来ます。
写真は残念ながら合わせ目が消せていなかったため瞬着で隙間を埋め直した状態の写真です。片方は完璧に消せていたのですがこちらはかなり細かい隙間が複数箇所あったので瞬着で大きく埋めておきました。
再度耐水ペーパーで磨いて成型。
どうなんでしょうか、上手くいっていると良いですが。
ついでに内部の赤く塗った箇所をマスク。
外側にも赤いパーツが露出しますが、ここは黒く塗ってしっかり引き締めたいためマスクしませんでした。マスクする方が簡単なのですがね、今回はカッコ良さ重視で行くことにしました。
ヒート剣は収納状態と発熱状態を再現したかったので、キットのパーツの他に透明プラ棒を使用し完成後付け替える事が出来るようにしました。
タミヤの曲がるソフトプラ棒3ミリ径を使用しました。接続には0.5ミリ真鍮線。
ビームバズーカは長大なモナカパーツ故に合わせ目消しが地味に難儀します。
ここは突起関連を根こそぎカットして合わせ目処理した方が美しく仕上がりそうです。
取り敢えず合わせ目消しの際、邪魔になりそうな箇所を根こそぎカットし整面。
捨てサフ吹くまでもなく見える隙間には瞬着で補修。
説明しそびれていましたが、ビームバズーカ自体はとうの昔にタミヤセメントを用いてモナカ部分を接着しています。
当ブログでは古今東西のプラモをキャラものスケモ、ビッグキットから極小スケールまであれこれ作ってきましたが、バンダイは長いモナカラインが苦手です。
この分野に関しては他社のスケモメーカーに軍配が上がります。
ガンプラはスナップフィットだからなのか、成型状の都合があるのか私には技術的な事は分かりませんが、ガンプラの場合接着面が長いパーツの精度はいまひとつである事が多いです。 HGUC ネオジオングのプロペラントブースターなどもそうです。
運送中に歪んだりしているということでしょうかね?
しかし精度面で劣ると思われてそうな海外メーカーのプラモなどでかなり長大な左右合わせパーツなどが入っていてもピタリとあうキットはぴったりあいますからね。日頃驚異的な精度を発揮しているガンプラですが苦手分野があるという事なのかも知れません。
捨てサフを吹きました。
処理がまだまだ不十分だったようです。
私は人間が出来ていない怠け者ですので、ついつい見て見ぬ振りして次に進みたい気もするのですが、流石にこれだけ巨大な武器だと合わせ目処理がおざなりだと完成後かなり悪目立ちしそうですからしつこく消していきたいと思います。
一見スクエアなデザインに見えますが、その実かなり入り組んだ形状をしていたりする箇所もありますので根気良く粘って消したいものです。
ついでにジャイアントバズーカも捨てサフを吹きましたがこちらは一発目からかなり良い感じに合わせ目を消せていました。
ついでに並行して現在制作中のMGボールの弾倉部分のディテールアップをしておきました。
本来キットに凸状態で造形されていた箇所をパーティングライン消しの都合上ごっそり削り落としてしまったのでエバグリのプラ材をカットしたものを貼り付けて再生。
余計な一手間に感じる時もありますが、仕上がりは圧倒的に美しくなると思いますのでやっておいて良かったという結末になりそうです。という事で今回は以上です。